金属アレルギー体験記(有名ブロガーによる)

口のなかに金属の詰めものをしている人も多いと思いますが、歯科治療で使われた金属がもとでアレルギーが起こることを「歯科金属アレルギー」といいます。

皮膚などのアレルギー症状で、原因が口のなかの金属が原因だと思う人は少ないかもしれません。歯科医院でも口のなかの金属がアレルギーを起こすことを意識していないケースもあります。このため歯科金属アレルギーとはわからないことが多い思います。

このような問題に対処するため、ノンメタル治療と呼ばれる治療方法が、金属を使わない歯科材料に置き換えていく身体に優しい歯科治療として、最近、雑誌やマスコミで話題になっています。

歯科金属アレルギーでは、すぐにアレルギー反応が出るとは限らず、金属を詰めたてから数十年経って、急に症状が出ることもあります。症状が出ないまま、知らないうちに慢性化している危険性もあります。

歯科用の金属は一種類とは限りませんので、皆さんのお口の中を鏡で見てみると、色々の色の金属があり、何種類の金属が入っているのか良くわからないと思います。

このように色が違う金属があるということは、種類の違う金属が口のなかにあるということで、これらが相互に接触することで電流が発生し金属が溶解すると言われています。

有名ブロガーさんで、実際の金属アレルギー体験記を書かれている夢荘ブログを見つけましたので紹介します。

夢荘ブログさんは、発病の2004年3月から、2004年7月26日に全ての歯科金属除去して、完治したと思われる2005年2月頃までの経過を克明に記録されています。

以下、夢荘ブログから引用

「恐ろしい歯科金属アレルギーを経験して」

「口の中の金属の影響が、手や顔に出るとは思いませんでした。素人が思わないばかりか、皮膚科医も、良く知らないようです。」

だから皮膚科ではステロイド剤を処方する程度。原因を絶たないで、対処療法をするのですから、良くなる訳がありません。むしろステロイド剤の副作用が恐くなります。

(中略)

でも、原因を突き止めて、きちんと対応すれば治る病気です。完治した者が、患者の立場で記録したのがこのページです。医師でも医療関係者でも有りませんので、誤解や偏見も有ると思います。しかし、自らの経験を実況中継的に記録することで、同じような悩みを持った方の、お役に立てれば幸いです。